愛犬が変わるたった一つの方法

あなたが変われば愛犬が変わる。BSKが綴る「飼い主さん矯正マニュアル」

フードを食べないワンちゃん急増中!愛犬の健康を考えるなら、給与量通りに食べさせてはダメ!?

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これを読んだらこんなことがわかります!

 

これを読んだらここがスッキリ!

フードの袋には必ず「給与量」が書いてありますよね? この給与量の表を見て、愛犬の体重と照らし合わせてドッグフードを与えていると思います。

さて、給与量を皆さんはどのように捉えていますか?
愛犬が健康でいられるために食べさせるべき必要な量だと考えているのでは?

ところで、食事のことでこんなことに悩んだことはありませんか?

ちゃんと毎回きっちり量って与えているのに、なんか太ってきた。
フードの好き嫌いで小食で給与量くらいの量を食べてくれない。

 

これらは「フードの給与量を守らなければ、健康でいられないのでは?」という不安を持っている飼い主さんがよく陥りやすい悩み事です。

あらためて、給与量ってなんでしょうか?一緒に考えてみましょう。

≪これを読んだらここがスッキリ!≫

  • 給与量の本当の意味合いがわかります。
  • 同じ量を食べているのに太ったり痩せたりするわけがわかります。
  • 食事量の管理のコツがわかり愛犬の健康が管理ができるようになります。

給与量=健康維持に必要な量ではありません

実は給与量は健康維持に必要な量ではないんです!たしかに、カロリー計算などから導き出した≪このくらいの量を与えることが推奨されます≫という目安ではありますが、みなさんが実際に自分の愛犬に与える時には意味が変わってきます。

これからはこう考えてください。


給与量=そのフードを初めて与える時の目安量



この考えがあるのとないのとでは、健康管理の質が全く変わってきますよ!

同じ量を与えているのに太る子痩せる子がいるのはなぜ?

例えば、A子さんの愛犬ダルちゃんと、B子さんの愛犬アンちゃんは、同じ犬種で体重も同じです。新しくお気に入りのフードを見つけたので同じフードを与えることにしました。二人とも毎日ちゃんと給与量通りに量って、同じ量を与えています。

でも、一か月後・・・
B子さんのアンちゃんは太ってきてしまいました。

どんなことが考えられますか?

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 アンちゃんは、散歩の時間も短めだったり、普段も性格がおっとりしていてあまり動かない全体的に運動量が少ない方なのかもしれませんね。
しつけ教室に通っていてオヤツをご褒美にたくさんもらっているかもしれません。

同じ食事量、食事内容でも生活習慣が違うと結果も変わることがわかります。

 

給与量が同じでも、結果は違って当たり前

ではA子さんの家にはダルちゃんとメッシーちゃんと2頭の愛犬がいて、同じ犬種、体重、運動量、同じように育てているとしたら、これは同じ結果になりますか?

答えはNOです。

体の代謝率には個体差があります。同じものを食べても、消化能力が弱ければ胃で細かく分解することができません。腸で吸収しようにも分解されていないので吸収できないことも考えられます。逆に胃で十分消化できていても腸の調子によっては吸収がうまくできないという事もありますね。

 

このように同じ犬種、同じ体重、同じ生活をしていても、個々の体質や体調によって、同じものを食べたとしても、どれだけの栄養を体の元として使うことができるかは違うものなのです。

 

「うちの子、全然フードを食べないんです」でも大丈夫?!

「愛犬の食が細くて心配です・・・」とお悩みの飼い主さんからのご相談をよくお受けしますが、健康的な体型で健康診断の結果も問題なく健康だったりします。

食べる量が少なくてもしっかり栄養を摂りこめる省エネタイプなら、袋に書いてある給与量通りに与えなくても、健康を維持することができるので、悩む必要なんて全くないこともよくあります。

また、同じ犬でもその時の体の調子によってもちろん代謝の違いがありますから、ずっと同じ量を与えていれば健康維持ができる完璧な量はありません。

季節によって、年齢によって、食欲や代謝も全然変わってきて当たり前。
だって生きているんですから。

 

うちの子にぴったりの量を知ための3ステップ

食事だけでなく運動の量や質も考慮してベスト体型を目指すという心構えが大切です。体重の変化だけでなく必ず体型チェックもして愛犬の体としっかり向き合いましょう。

ステップ1ー給与量通り与え変化をチェック

新しい種類のフードを与える時には、まずは袋に書いてある給与量の通りに与えてみましょう。数日間は食が切り替わったことでウンチの状態が不安定になる子もいます。下痢や軟便が続くようなら量を少なめにしてみてください。

量を変えても下痢っぽい感じが続くようなら、そのフードはその子に合っていない可能性も。オーガニックの良いフードでも、残念ながら消化のしやすさなどが違うことで体質に合わない場合もあります。

ステップ2ー2週間後、体型&体重のチェック

手で体全体を触って、骨の当たり具合や肉質の変化をチェックします。筋肉量が増えると体重が増えますので「体重が増えていても、体型が以前よりもよくなっていれば現状維持でOK」というように、全体のバランスをみて判断するのがポイントです。

 

体型チェックの仕方
 
上から見て、ウエストが程よくくびれているのが理想
 
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あばら骨が手で触って確認できるくらいがベスト。肉質は、しっかりと引き締まって、身が詰まっているような感じ、ハリのある筋肉質な感じがGOOD。特に問題なければそのままの食事量でOK。ゴツゴツと骨っぽい、ブヨブヨポヨポヨの柔らかい感じは改善の必要あり。食事量も少し調整するようにしましょう。

 

ステップ3ー1か月後再度チェック。その後は季節ごとに

1か月くらい経ったら再チェック。体重、体型チェックの結果によって、必要なら食事量の調整を。その後は、季節の変わり目ごとに食欲の変化なども考慮して、食事量の見直しをして柔軟に対応します。

 

愛犬の体型チェックは健康管理にいいことたくさん

  • 給与量は体重、体型でチェックして自分で決めていいという柔軟さがあると「書いてある給与量通りじゃないなぁ・・・決まった量を与えなくて大丈夫だろうか??」などと心配することもなくなります。

  • 普段からきちんと体と向き合って量を調整することを心がけていれば、「夏は食欲が落ち、少し痩せるけれど秋になるとまた戻る」など、一年間のリズムを把握することができます。

  • 季節の変わり目ごとにチェックするように心がけていれば、定着してしまう前に対処するのでダイエットも楽にできます。いつの間にか太らせてしまったということも防げます。

  • 食事を通じて愛犬の体と向き合う習慣がつくと、食欲の変化や体重、体型の変化にも敏感になり、万が一の病気の時にも早期発見することができます。

ブラッシングなど体の手入れをするときに体型チェックもするなど日々の習慣に取り込んでしまう工夫をして、普段から体を触る癖をつけるとよいですね。

 

便利なドッグフードに頼りすぎないように

ドッグフードができてから本当に愛犬の食事の世話は楽になったと思います。 特にドライフードができてからは、保存も簡単で量って与えるだけでいいので、犬を飼う人もすごく増えたともいわれていますね。

だからといって、愛犬の健康維持のためにはずっと同じ量を量って与え続ければいいなんて、そんな楽な話ではないんです。

確かにドライフードは、これさえ与えていれば栄養バランスも摂れることを目指して作られていますが、それを食べる犬たちは生身の身体。個体差もあるし、その時々によって体調も食欲も代謝も、いろいろと変化することをわすれてはいけません。

ドッグフードの便利さに頼りすぎて、愛犬の身体としっかり向き合うことをおろそかにすることがないように、いつも「今のうちの子に最適の給与量」を見つけてあげる気持ちで、しっかり健康管理の手綱を握っていきましょう。

 

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