【子犬】良い子に育てるための必需品!サークルを用意しよう
「子犬は何でも噛んでいたずらするもの、もうあきらめるしかない」
そんな風に思っていませんか?
それは、全く間違いです!
なぜいたずらしてしまうのかというと、いたずらできる環境で暮らしているからです。
BSKでは、ハウストレーニングをとても重要なトレーニングと考え、レッスンの中で取り入れています。
その前段階として、子犬を育てる時にもサークルを用意することをおすすめしています。
子犬を迎える前に用意しておきたいサークル型ケージ
子犬のうちは基本的にサークルの中で過ごさせるようにし、一日中フリーにして好き勝手にさせないのが上手な育て方のコツです。
サークルを使った子犬育てにはたくさんのメリットがあります。
私(BSKスタッフ)も、サークルを使った子犬育てをしていましたが、大きないたずらをされて困ったことは一度もありませんでした。
当時を振り返ってみて、ポイントとなるところをあげてみます。
子犬はいたずらするのが当たり前?
「子犬は身の回りのものを何でも噛んで壊してしまう、スリッパ、大事な靴、リモコンやスマホ、イスやテーブルの脚もボロボロにされてしまった」
「でも、子犬は歯が生え変わる時には何でもかじりたがるからしょうがない、犬を飼うならその辺はあきらめないと」
・・・という話をよく聞きますが、それは分別のつかない子犬から目を放してしまっていたということだと思うのです。
子犬は好奇心いっぱいですから、確かにそこに何かがあればかじってしまうのは当たり前。
だからこそ、かじっても安全なものを与えてそれ以外のものは噛ませないように飼い主側が知恵を絞り対策していく必要があると思います。
子犬はハイハイを始めた赤ちゃんと同じ
人間の赤ちゃんも、なんでも興味をもって手に取ったり口に入れたりしますので、子育て中のお母さんたちは、赤ちゃんの手が届くところに危険なものを置かないようにし、目を放さないように気を配りますよね。
家事をする時にも赤ちゃんをおんぶしたり、眠っている間に済ませたりしていると思います。
子犬だって同じで、お母さんがそうするように飼い主である人間が危険を排除し見守ってあげなければならないのです。
人間は成長が遅くこの期間が数年続くわけですが、子犬は数か月で成長し分別がつくようになってきます。
フリーにするのはそれからでも遅くはありません。
サークルは犬にとって安全地帯
サークルやケージに入れることは自由を奪って閉じ込めているような感覚がある人もいるかもしれませんが、犬にとって慣れたサークルやケージの中はむしろ安全地帯です。
いつもはサークル出て遊びたがるとしても、誰もいないところで一人でフリーになることは無防備な状態なので、逆に落ち着かず不安になって一時的に泣き叫んだり物を壊したりというようなパニック状態になってしまう事もあります。
それと、子犬はたくさん眠る時間が必要です。
いわゆる常時室内で放し飼い状態よりも、サークルを利用して遊ぶ時と眠る時とメリハリをつけることは、子犬の健康管理の上でもメリットがあります。
遊ぶ時間以外はフリーにしないことを徹底
家に連れてきて数か月の間は、何か他の事をしながらなど目を放す可能性がある時にはサークルの中で過ごさせるようにしましょう。
我が家ではお互いにペースがわかってきてから徐々にフリーにする時間を増やしていきましたが、それまでの間はちょっとトイレに行くくらいのほんの短い間でも子犬をサークルに入れてから行くくらいに徹底していました。
目の届く範囲でフリーにして徐々に家に慣らしていくようにすれば、どんなものに興味をもっていたずらをしたがるかもわかってきます。
片付けが行き届いていなかったところにも気付く事ができ、いたずらを未然に防ぐ対策もできます。
サークル卒業を目指す時も段階を踏んで
子犬の頃は安全や健康、しつけのためにサークルを用いるのがよいことはわかったけれど、いずれはフリーでお留守番できるようになってほしいという人がほとんどだと思います。
その場合は必ず徐々に段階を踏んで練習していきましょう。
サークルの外でフリーで過ごす時間を増やして、多少目を放しても大丈夫だという感覚がつかめてきたころ、お留守番も短い時間から練習するようにするのがよいと思います。
愛犬のいたずらは飼い主次第
綺麗に片づける&目を放さないことが徹底できていれば、大切なものを壊されてしまったということもありませんし、誤飲による開腹手術などを避けることもできます。
何もわからないうちにいきなりフリーにしてしまう事は危険しかありません。
メリハリのある生活は子犬の健康のためにもメリットが多いです。
これから子犬をお迎えする方はサークルを用意して子犬育てに役立ててくださいね。