愛犬が変わるたった一つの方法

あなたが変われば愛犬が変わる。BSKが綴る「飼い主さん矯正マニュアル」

『BSKフード、食べなかった人はいますか?』気になるその答えは?

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BSK、特に通販BSKマーケットには、フードを食べないお悩みを持っている全国の悩める飼い主さんから「食べてくれるフードを探しています」というメッセージ付きで、BSKフードお試しセットのご注文があります。

 

先日、愛犬がフードを食べてくれないお悩みを持つ飼い主さんから、はじめてBSKフードのご注文をいただいた時に、恐縮しながら次のような質問が書き添えられていました。

 

「気分を害されてしまいましたら大変申し訳ございません!
注文させていただいたフードを食べなかったと言う子もいますか?

~中略~

いい事だけではなく、もし合わなかったなどのメッセージがあったら聞きたいと思いまして…」

 

これはみなさんの気持ちの代弁だと思います。 

すでにいろんなフードを試してみたけれど、安定して食べてくれなくて困っている飼い主さんなら、「よく食べるって書いてあるけど、本当にうちの子も食べてくれるのかしら・・・??」というのは、最も気になることですよね。

かといって、それをお店の人に聞いてみるのってなんとなく遠慮してしまうのではないでしょうか?

 

その気持ちを正直に書いてくださった方がいましたので、この機会に実際のところどうなのか、みんなずっと与え続けているのか、正直にご返答させていただいた内容と、フードを食べないと悩んでいる方への改善のヒントについてお答えした内容を、読者のみなさんとも共有したいと思います。

 

BSKフードを食べなかった子はいますか?の質問の答え

 

BSKフードを食べなかった子はいるか?とのご質問ですが、
もちろんいますよ!

わざわざ「フード食べませんでした」とご報告される方は少ないのですが、何を与えてもなかなか食べないという悩みを抱えていて、やっぱり食べないという方もいますし、
あとは、超小型犬で粒の大きさが合わない、
太ってきてしまいダイエットフードに変えるように獣医にアドバイスされたなど他の理由で離れる方もいらっしゃいますね。


BSKではフードを食べない子向けのアドバイスをする機会がとても多く、たくさんの事例を扱ってきましたが、
実は「食べるフードを探す」というスタンスで成功する人は、本当にラッキーな人たちです。

フードの好き嫌い(混ぜ物をしないと食べないも含め)は、
単純に味が気に入らないことだけが原因ではないことがほとんどだからです。


多くの場合は、

フードの味に飽きて食べない

飼い主が心配して違うものを買い与える

目新しいものなら食べる

しばらくすると飽きて食べない

また違うフードを買い与える

この繰り返しに味をしめて、犬の方が飼い主の行動をコントロールするようになっています。

 

この場合は、フードの味云々とは違う問題なので、違うアプローチでないと改善されません。

「飼い主が与えたものを与えた時に食べる」ということもしつけの一環ですが、食べないことが心配で根負けしてしまい、今、本当に多くの方が「フードジプシー」をされています。

せっかく安心安全なフードを見つけたとしても、望むフードを使い続けることができず、本当に残念なことですが一度きりのお買い物で終わってしまう方の中にはきっとこういう問題を抱えた飼い主さんも多くいらっしゃると思います。

 

通りすがりのショップのフードを食べなかった場合に、わざわざ「お宅のフードは食べてくれませんでした」とご報告くださる方は正直あまりおらず、リピートがないというのが答えなんだなと理解するしかありません。 

「ビックリするほどよく食べてくれた!」と喜びのお声の陰に、少なからず「やっぱりまた駄目だった・・・」という方ももちろんいらっしゃるはずと受け止めております。

 

でも、BSKのコンセプトを気に入ってくださって、質の良いフードをどうしても食べさせたいという方の中には「実はあまり食べなかったのですが、何かいい方法はありませんでしょうか?」というご質問を添えて、再チャレンジしてくださる方もいらっしゃいますので、そのようなお声も踏まえてお答えさせていただきました。

 

フードだけにこだわらなくてもいいという発想

食べるフードを探している方の中には、ドッグフード以外のものを与えてはいけないと思い込んでしまっていてトッピングをしてしまう事への罪悪感のような気持ちを抱き、必死になっている人も多いので、何か気づきがあればと思い、もう少し書き添えさせていただきました。


フードだけでは食べてくれないので、混ぜ物をせずに食べてくれるフードをお探しの方も多いのですが、実は健康のためには、ドライフードだけよりも、なにか食材をトッピングしたり、スープでふやかしたりして水分摂取量を増やした方が良いという考え方もあります。

もちろん犬たちもこういうゴハンの方が喜ぶ子が多いです。

少しの手間はかかりますが、カリカリフードをただ計量カップで測って入れるよりも、ずっと愛情もかけてあげられていて素晴らしい事なのですが、これを問題に感じてしまっている方もいらっしゃいます。

このように、「フードを食べない」というのは、一見フードと犬の相性の問題と捉えがちですが実はむしろ飼い主側の問題であることが多く見受けられます。

 

と、ここまでがフードを食べないとお悩みの方全員への共通する基本のアドバイスとなります。

この知識を踏まえて飼い主さん自身が必要な方向性を見つけていく、そんなきっかけ作りができればと思っています。

 

愛犬が繋いでくれたご縁を大切にしたい

決して有名銘柄ではないマイナーなBSKフード

ここにたどり着いたことはいわば愛犬がフードを食べないことで繋いでくれたご縁です。

もしこれでまたダメだったなら、犬たちは良質なフード(BSKフードに限らず)を食べる機会を失ったり、健康を損なったり、飼い主さんとの関係性が悪くなったりしてしまうかもしれません。

でももしBSKにたどり着いたことがきっかけで飼い主さんが何か大切なことに気づけたなら、それは飼い主さんにとって大きな財産になると思うのです。

 

そんな風に考えて、BSKでは悩める飼い主さんたちの視野を少し広げて、風通しを良くするヒントをお伝えし、飼い主さんが自分の答えを見つけていけるようなサポートをいつも心がけています。

 

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基本中の基本です。ぜひ読んでみてください。

 

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