あなたが変われば愛犬が変わる 体験談をいただきました!
こちらの人気記事、もう読んでいただけましたか?
以前投稿した「愛犬の悩み解決法 こころ編 【3部作】」です。
実はこの「愛犬の悩み解決法 こころ編3部作」と、その後に書いた私の実体験「食べるフードを探すことを超える特効薬①」の4部作は、たった一人の悩める飼い主さんのために書いたものだったのです。
その方とは何度かやり取りをしたうえで、やるべきことはすべてしっかりやっていらっしゃることがわかりました。
今必要なのはいわゆる食べさせるためのコツや、食に対する知識のようなことではなく、とてもデリケートな部分のお話なので丁寧にお伝えする必要があると感じました。
そこで、ものすごいボリューム過ぎることと、他の多くの飼い主さんにも必要なことでもあるので、メールの返信ではなく記事にしたものを読んでいただくことにしたんですね。
そうして「愛犬の悩み解決法 こころ編3部作」を読んだのちに嬉しい近況報告を頂きました。
同じ悩みを持つ飼い主さんのお役に立てるのならと、いただいたお返事文を紹介することを快諾してくださいましたのでぜひ読んでみてください。
愛犬の悩み解決法こころ編を読んで
いつも丁寧なご回答をしていただき心から感謝しております。
アドバイスと教えていただいた記事を全て読みました。
仰る通りかもしれません。
明るく笑顔でご飯の時間は嬉しい時間なんだよって演じていた私の気持ちや頑張りすぎて必死になってる気持ちがサフィには伝わっていたのかもしれないです。
前回、食べムラのアドバイスをいただきたいとお話した背景をお話させていただいてもいいですか?
まず初めに、私はフード絶対信者ではありません。でも、我が家はフードがメインで+αトッピングなので、フードの安全性や栄養のバランスは重視します。
今まではトッピングをすれば出したご飯を3分の1~半分位は食べていたんです。
それが急に1口2口食べてあとは食べないという日が1週間、、、10日、、、と続き、6kgあった体重があっという間に5.5kgまで落ち、程よく付いていた脂肪も無くなり肋もハッキリと見え始めた時、私はとても心配になりました。
このままほとんど食べない日が続いてどんどん痩せていき、あの時みたいになったらどうしようと、、、。
それと同時に、どうしたらいいんだろう、どうして食べてくれないんだろう、何がイケなかったのか何がダメだったのかと精神的に追い詰められた状態になっていました。
そして、決してやっては行けない行動『どうして食べないの?』『ご飯をしっかり食べなさい』とイラッとした口調で話してしまったこともあります。
大切に思う気持ちが裏目裏目にでてしまい、どれだけあの子を追い詰めて傷つけてしまったんだろうと後悔しました。
行き詰まり、自分ではどうにもならなくなり、BSKさまに光を求めアドバイスが欲しいとお願いしたんです。
お返事をいただき、お話、そして記事を読み『×の気』を減らそう『この子の為に』を減らそう、少しずつ無くしていこう、そういう前向きな気持ちになりました!
だってその通りだったんですもん!
気ままワガママ天邪鬼なサフィ。
とても頭が良くてずる賢いサフィ。
甘えんぼで寂しがり屋でヤキモチ妬きなサフィ。
ママとパパが大っ好きなサフィ。
そんなサフィが私は大好きで、サフィの楽しそうな顔・嬉しそうな顔を見ると笑がこぼれて、サフィがそばに居てくれるだけで幸せって思う。
そんな毎日を過ごしているのに、たったひとつの『ご飯の時間』『食べない事』に囚われて『負』の時間を私は大きくしてしまっていたんです。
サフィを変えるよりも、まずは私が変わることが大切だな~って♪
なので、小さな事ですが今まで1番息苦しい重い空気だっただろうなと思うご飯の時間から気持ちを変えようとし始めました。
ご飯をあげる時、我が家はそれぞれのサークルの中で『OK』の合図で食べ始めるようにしているので、サフィをサークルに呼び、ご飯を出して『OK』→サフィは立ち耳なのですが、耳をペタンと後ろに倒し目をまんまるくして私の顔をジーッと見ます(これがどんな気持ちを伝えているのか私には分かりません)。
そして食べようとせずジッとしているか寝始めます。
ここで今までならどうにか食べてもらおうと頑張っていましたが、何度か手でお口の前までご飯を持っていき(この行動でスイッチが入って食べ始めたりするので)それでも食べなければ今は食べたい気分じゃないんだなって受け入れ、優しく抱きしめて大好きだよって1~2分サフィに伝えるようにしました。
そして、ご飯を食べないならすぐに片付けるは止めて、少し置いておくことにしました。
そうこうしている間にアンバーが自分のご飯を食べ終えてサフィのご飯をサークルの外で食べたいってジーッ見つめるので、サフィのサークルからご飯を出すとアンバーが食べる。
するとサフィが私の顔をまたジッと見つめてくるので『OK』と言うと食べ始めるようになったんです!
気が向くとアンバーが食べ終わる前にサフィも自分のご飯を3分の1くらい食べることもあります。
私の気持ちの変化で起きた事なのかはわかりませんが( 笑 )
でも、一つだけ確かなのは、食べるか食べないかではなく、食べても食べなくてもサフィはサフィ。私の大切な可愛い可愛い我が子。
当たり前のことに視点を合わせるだけでこんなに心に余裕が持てるんだって事です。
本当にありがとうございます!
サフィとアンバーの姉妹で楽しく走っているお写真などたくさん送って見せてくださいました♡
あらためて愛犬への想いを感じよう
同じお悩みを持つ方にとって、悩んでいる時の気持ちには共感する部分も多いと思ったので、あえて原文のままご紹介させていただきました。
実は私はこのお便りをいただき、サフィちゃんへの気持ちをつづったところを読んで、何とも言えない感動のあまり心がジーンと温かくなって自然と涙が出そうになりました。
もしかするとこのお便りを読んだ人の中にも、そのまっさらな気持ちに共鳴した人がいるかもしれません。
もちろん愛犬家の皆さんなら、今の幸せに対する感謝、いてくれるだけでいいということは頭ではわかっているはずです。
むしろ当たり前すぎて、あえてそこにばかり目を向けることはせずに過ごしていると思います。
でも、慌ただしく過ぎていく日常の中であっても、折を見てあえてハートがジーンと温かくなるような湧き上がる気持ちを感じること、「頭で考えるのではなく、心で感じること」がやっぱり大切なのではないでしょうか。
もし今、愛犬の事でお悩みがあるようなら、初めて出会ったあの時の感動、いてくれるだけでいいという気持ちを思い出して、その視点で愛犬を見つめてほしいのです。
すると違った景色が見えませんか?
飼い主さんの気持ちが変わるだけでこんなに変わる!
サフィママさんのお話の中で大事なポイントは、フードの与え方を変えたというテクニック面を真似すれば解決するというわけではないということです。
たとえ同じテクニックを試したとしても、ベースとなるのは自分の「気持ち」。
気持ちの持ちようで同じことをしても結果が変わることがあるのです。
サフィママさんは、記事を読んでみて目の前にある当たり前の幸せを感じることの大切さに共感してくださって、そちらに目を向けることができました。
すると一時的に見えにくくなっていただけの、もともと持っていた今への感謝の気持ちに気づくことができ、心があたたかい気持ち(愛)に満たされたのだと思います。
そのプラスエネルギーが自然とサフィちゃんに流れ、その愛をベースに思いついて実践した方法だったのでうまくいくようになったのだと思います。
問題の根本解決には心を整えることが大事
サフィママさんからはその後も近況報告をいただいています。
あれから日に日にサフィが変化しています。
今ではOKの合図で食べ始めるほどサフィは変わりました。
少し食べては休憩をとりまた食べ出すを繰り返してますが、この食べ方がサフィの食べるペースなんでしょうね(*´艸`)
休憩をしている間にアンバーがサフィのご飯を食べ始めると『ヴヴヴ…わん!』って怒ったりもするようになったんですよ( 笑 )
BSKさまとは直接お会いしたことはありませんが、この様な形で出会えたことにとてもとても感謝してます!
もし出会うことが無かったら未だに私もサフィも苦しんでいたと思います。
本当にありがとうございました!
私のように悩んでいる方は沢山いると思います。
そんな悩める飼い主さんが一人でも多くあのお話しに出会えるといいなと心から思っております。
そして、一カ月半ほどたったころの近況報告を先日頂きました。
長年食べムラの激しかった長女のイタグレ(サフィ)が美味しそうにパクパク食べるようになりました!
BSKさんのドッグフードに出会わなければ、こんな姿を見ることは出来なかったと思います!
そして、色々と親切丁寧にアドバイスを頂いたことに心から感謝しております。
愛犬がよく食べてくれるフードを探してフードジプシーになっているという方にとって、食べてくれるフードにたどり着くことは1つの終着点かもしれません。
BSKフードがそういう意味でのゴールになることもあります。
でもサフィママさんの場合は、サフィがちゃんがBSKフードを食べなかったおかげで、すべての悩みに通じる根本的な解決法のヒントにたどり着くことができました。
こういうのって、愛犬が私たちに運んでくれるギフトだなぁと思うのです。
「愛犬を通じて人は成長する」
サフィママさん、本当にありがとうございました!