愛犬が変わるたった一つの方法

あなたが変われば愛犬が変わる。BSKが綴る「飼い主さん矯正マニュアル」

どんなに良いフードにもあるたった一つの弱点とは?

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現在多くの方が与えている主流のドッグフードといえば、カリカリのドライタイプのドッグフード。

品質も様々あり、最近では自然派とうたう人間が食べる食材と同等以上の食材を用いて作られたドッグフードなどもあり、愛犬の健康志向の高まりを感じますね。

でも、どんなに素晴らしい材料を使い、犬の体に十分な栄養バランスに研究されて作られているフードであったとしても、 唯一足りない点があるのです。

どんなに良いフードでも決定的に足りないのは?

それは 【水分含有量が少ない】ことです。

これはカリカリフードの宿命で品質保持のために必要なことでどうすることもできません。

そもそも保存料無添加でおよそ1か月品質保持するためには、水分量を極力少なくし、乾物状態にしなければならないのです。

水分摂取で健康に

人間の健康法としても 水分を多めに摂るよう心がけましょうと言われています。

諸説ありますが一日に1~2リットルくらい水分を摂ることで 体の中のめぐりがよくなって さまざまな不調が 改善に向かいやすくなるそうです。

健康増進はもちろん 美肌にも効果があると言われていますよね。

これは愛犬も同じです。

愛犬に水分を摂らせる方法

でも、愛犬の場合は水入れにたくさん入れておけばたくさん飲むというわけでもありませんから飲料水を増やすのは なかなか難しいです。

犬の場合は 食事から水分を補うようにすると 無理なく水分摂取量が増やすことができます。

乾物のようなドライフードに比べて トッピングや手作り食で使う食材は 圧倒的に水分含有量が多いです。

さらにゆで汁、煮込み汁などを 一緒にフードにかけて与えることで 水分摂取量がぐんと高まります。

カリカリフードだけではダメ?

とはいえ、生涯カリカリフードだけで元気に天寿をまっとうする子もいます。

これは体の機能を正常化するのに必要な水分量は、個々に違いがあるからでしょう。

めぐりを良くするということは 老廃物を体外に出しやすくするということです。

出す力(体質的な処理能力の高さの違い)と入るもの( 老廃物が増えるような食事や 生活環境)のバランスによって、 必要とする水分量には違いがあると考えられます。

そのためカリカリフードだけで 生涯健康でいられる子もいれば、 ある種のドッグフードのせいで 体調が悪くなっている子もいるのではないでしょうか。

元気そうにみえても こんな子は要注意!

愛犬の健康に気になることがある場合は、 フードの質を見直すことはもちろんですが 食事から水分摂取量を増やすことで さまざまな不調が改善に向かいやすくなります。

皮膚トラブルや泌尿器系の疾患の場合は特に、フードを見直すだけでなく水分摂取量を増やすことで変化が出やすいようです。

 

ちなみに、一見元気そうに見えるけれど実は水分不足が影響していると考えられる症状として、

・目の下に涙やけができている

・手足の指の間の毛が色焼けしている

これらは 水分摂取量を増やした方がよいサインです。

体の外に出したい老廃物をオシッコから出しきれていない時に出る症状です。

 

また、冬の乾燥の時期も フケや静電気などが気になるようなら 水分摂取量を増やす食事を取り入れてみてくださいね!

 

 

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