愛犬が変わるたった一つの方法

あなたが変われば愛犬が変わる。BSKが綴る「飼い主さん矯正マニュアル」

愛犬の無駄吠えをやめさせるには○○が効果大!

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これを読んだらこんなことがわかります!

 

愛犬の無駄吠えに困っている人がとっても多いようなので、とっても簡単なのに効果大な方法をお伝えしますね。

それは・・・ フセをさせちゃうことです!

 

「フセくらいなら、うちの子だってできるよ!でも、無駄吠えするよ!」

いえいえ、吠えている最中にあなたに注目させてフセさせることができますか?

フセというのは「フセ」と言ったら「よし」というまで伏せているということです。

例えば普段の生活の中でもあなたと愛犬はそれができますでしょうか。

今日は、無駄吠えをやめさせることについて、犬の気持ちやその根本原因と解決法のヒントをお伝えします。

なぜ伏せると吠えるのをやめるの?

 実は犬はフセの姿勢のまま吠えるというのはなかなかしないものなのです。思い返してみると、そのシチュエーションはほとんど見たことがないと思います。座りながら吠えることすらあまりないのでは?

なので逆にフセさせてしまうと、おのずと鳴き止まざるを得ないことがほとんどです。

あなたの愛犬はなぜ吠えているの?

愛犬の無駄吠え、どんな場面で困っているかを振り返ってみてください。

  1. 来客があった時、ピンポーンの音で吠える
  2. 外に向かって、通りすがりの人などに向かって吠える
  3. 散歩中、他の犬に向かって吠える
  4. なにかおねだりするときなど、飼い主に向かって吠える
  5. 留守中吠えているらしい

だいたい、この5つのうちのどれかに近い感じではないかと思いますがいかがですか?

1、2、3は警戒して吠えているので、犬の本能みたいなもので完璧にやめさせることは非常に難しいのですが、まったく吠えなくさせるのではなく、たとえ吠えても飼い主の指示でやめさせる・物理的対処で頻度を軽減させるなどの方法があります。

まずは物理的対処で無駄吠えを減らそう

2・外に向かって、通りすがりの人などに向かって吠えるのパターンでは、番犬の役目を与えないようにすることによって軽減することがあります。

直接外が見えないようにする・窓際や玄関など物音や視覚的に刺激の多い場所にハウスを置かないなど、居場所を工夫してみましょう。

外がよく見える窓際にドッグベッドが置いてある家が近くにあるのですが、その家の前を通るたびに、かわいいマルチーズが大騒ぎで吠えています。

番犬の役目を立派に果たしているので、飼い主さんがそれを目的としているのならいいのですが、もしもそれをやめさせたいと思うなら、ベッドの位置を変える必要がありますよね。 

うちの子吠えるんですと悩んでいる人に話を聞くと、たいてい玄関や、窓際など人の往来がよく見えるところに犬が行けるようになっています。

吠えるようになってからやめさせるのは大変なので、これから新しく子犬を迎える場合は、外からの情報が入りにくいところにケージを用意するようにしましょう。

犬は吠えて当たり前。でもやめさせられないのは大問題!

犬が警戒して吠えるのは本能なので当たり前です。でも「もうやめてよし!」とリーダーが指示したらやめるのも自然な犬の姿です。

あなたが愛犬の理想のリーダーとして認められ信頼を得ていれば、鳴き止ませることができるでしょう。

もしも愛犬があなたの指示に従わないのだとしたら、指示がわかりづらいことも考えられますが、犬が吠えているときに一緒になって大きな声で「こら~っ!」と叱っている時、愛犬は仲間と一緒になって吠えてるつもりでいるかもしれません。

家庭犬にもオオカミの血が流れている?! 

イヌ科の動物の中でもオオカミは犬に最も近いと言われ、群れで暮らす生き物として知られています。 群れが飢えたり危険にさらされることもなく厳しい自然界で生き延びるためには、強いリーダーの元に統率されていることが望ましく、生きるか死ぬかはリーダーにかかっているといっても過言ではないでしょう。

群れの中では規律を守ることによって信頼関係を築き、安心が確保されて成り立っているとイメージしてみてください。

 一年中快適なエアコンの効いた室内で、毎日2度の食事に確実にありつけていたとしても、うちの子は自分ことをぜったいに人間だと思ってると見えたとしても、そういう気質が脈々と流れているのが犬という生きもの。これは命にかかわる本能として植え付けられています。心の中では信頼できる群れでの暮らしを望んでいるのです。

 

犬に安心を与えられる飼い主とは?

愛犬が吠えるのは仕方ないけれど、吠えているのをやめさせることができないことが問題だとお話しました。

別にリーダーになりたいとは思わない、対等でいいと思うかもしれませんが、大切なのは上下関係ではなく、信頼関係が築けているかということです。

どうしたら吠えずに済むのか、愛犬の様子をよく観察して吠える理由を考え、吠えずに済むにはどうしたらいいのか?

そのように愛犬と向き合う姿勢が愛犬との信頼関係を築くための第一歩となります。

 

そして愛犬との関係性を築くために最も有効なことがドッグトレーニングです。

おやつを見せてさせる一発芸とは違いますので、どんなに小さな犬であっても心身の健康のために必要なことです。

まずは「スワレ」や「来い」などから始めて、それからどんな時でも「フセ」できるように練習してみてください。

 

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