愛犬が変わるたった一つの方法

あなたが変われば愛犬が変わる。BSKが綴る「飼い主さん矯正マニュアル」

ドッグフード+トッピングで愛犬のダイエットを成功させよう!

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食事量をギリギリまで少なくしているのに思うように痩せることができないとお悩みの方へ、今回は愛犬のダイエットがなかなかうまく行かない場合のおすすめのダイエット食事方法をご紹介します。

 

いつものドッグフードにトッピングでダイエット食

「お気に入りのドッグフードは続けたいけれど、最近太ってきてしまってフードの量を少なくしているけれど、やっぱりダイエット用フードに変えなくてはダメかしら・・・」

そんなお悩みをお持ちの方に、フードを変える前におすすめしたいのが、フード+トッピングのアイデアです。

減量のためにとはいえ、フードの量を少なくすると「たったこれだけ?」という感じになりますが、トッピングでかさ増しすることによって見た目のがっかり感が少なくなることはもちろん、フードはほとんどが養分であるのと比べ、食材はほとんどが水分なので、太る原因になる養分の部分はずっと少なくなるのでダイエット効果が見込めるのです。

具体的には、いつものフードの量を減らして、細かく切った野菜などを混ぜて与えるだけです。

野菜を刻み、少量の水と一緒に小さな鍋で軽く火をかけ、人肌以下に冷ましてフードと混ぜるだけでいいので、人間の食事の準備のついでに片手間でできる手軽さです。

 

フード+トッピングのメリット

なぜお勧めかというと、ダイエットにはもちろん、健康にも良い効果が見込めるからです。

それは水分摂取量が増えること。

私たち人間の体のおよそ60%は水分と言われていますが、普段の食べている肉や野菜などの食材も同じく水分を多く含み、さらに調理によっても水分含有量が増すものが多いため、食事からも多くの水分を摂取しています。

しかし、愛犬が毎日食べているドッグフードはどうでしょう?

食品の劣化や腐敗は「空気に触れないこと」と「水分量が少ないこと」に影響を受けるため、特にドライフードは極端に水分量が少なくなっています。

ドッグフードは栄養バランスがよい健康的な食事と考えられていますが、水分摂取量は圧倒的に少なくなってしまうというデメリットがあります。

体質によってはドッグフードを常食することが主原因で、老廃物の排泄が滞ることで起こる症状や病気にかかってしまう場合もあるのです。

ドッグフードにトッピングや、手作り食を与えるようになっただけで、スリムになっただけでなく、泌尿器科系の症状の改善に変化があった、皮膚トラブルが軽減されたなどの嬉しい効果も報告されています。

 

トッピングは栄養バランス的にどうなのか?

総合栄養食のドッグフードをベースにトッピングをするのであれば、栄養バランスが崩れて心配になるような病気になってしまう事はまずありません。

私たち人間もすべての人がドッグフード並みに毎日栄養バランスが整った食生活を送っているとは限りませんが、日常生活に支障なく健康診断の結果にも問題ない人がたくさんいますよね?

そのわけは、生き物には不足している栄養素があれば他の栄養素が変換して補充する働きがあるからなのです。

一昔前のドッグフードがない時代の犬たちは、一生残飯のみそ汁かけごはんを食べていても元気だった犬がたくさんいましたが、これも栄養素を変換する体の仕組みと水分摂取量の多さによって得られたものかもしれませんね。

 

ドッグフードオンリーにこだらず広い視野を持つ

ドッグフードは栄養バランスがいいと言われていますし、測って器に入れるだけの手軽さではありますが、減量と健康維持のどちらともを大切に考えるのであれば、必ずしもダイエット用のフードを探すしか方法がないわけではありません。

今利用しているフードをベースにして、自分の目でみてわかる安心、自分も食べている安心を取って、フード+トッピングという選択肢を選ぶのもとても良い選択だと思います。

 

肥満は健康に悪い影響を与えることも多く、優先的に改善すべき問題でありますが、食事内容を変えることだけはやっぱりすべてを解決することはできません。

私たち人間もダイエットや健康維持のためには、食事内容だけでなく、間食、睡眠時間、ストレス、運動不足などその他の生活習慣も含めて改善する必要があると考えますが、それと同じで愛犬にも食事量や栄養バランス以外の健康管理の必要性があることを忘れてはいけません。

毎日しっかり運動し、家族との関係を良好にして精神的な安定をもたらすことで不要なストレスをなくすことなどにも同時に力を入れて、ダイエットをきっかけに絆が深まることを目指して頑張ってみてくださいね。