愛犬が変わるたった一つの方法

あなたが変われば愛犬が変わる。BSKが綴る「飼い主さん矯正マニュアル」

フードを変える時【一気に変えるor新旧混ぜる】どっちが正しい?



f:id:dogbsk:20170404161630j:plain新たにBSKフードを与える場合、切り替えはどうすればいいですか?

いきなり変えてもいいですか?

 

愛犬の状態をみながら切り替えや給与量を決めていきましょう。

 

これまで与えていたフードから新しいフードに切り替える時、いきなり変更していいのか、それとも少し混ぜながら変えていった方がいいのか、どちらが正しいのか気になっている人もいらっしゃるかと思います。

今回はBSKフードだけでなく他のフードであっても同じことがいえますが、結論から言いますと愛犬の状態によって違うということになります。
当たり前ですがすべてにあてはまる正解はありません。

どっちがいいかの判断の目安

近年ドッグフードをメインの食事としているケースが増えています。

ドッグフードだけしか与えていない場合、フードが変わるということが体にとって急激な変化と捉えられてしまう場合もあります。

例えば

  • 普段から胃腸が弱い
  • パピーやシニア
  • 病中病後

このような場合は特に食事の大きな変更に対しての影響を受けやすくなりますのでフードの変更は段階的に行った方が安心です。

逆に、体力がある健康な犬はもし多少の影響があったとしてもそれを上回る回復力・適応力がありますし、普段から手作り食と併用している場合はフードを変更することによる影響が少ない傾向にあるといえるでしょう。

フードを段階的に変える具体的な方法

フードの変更を段階的に行う場合は、

①総量はこれまで与えていたグラム数と同じ量になるくらいを目安とします。
最初は旧フード2/3・新フード1/3くらいの割合になるよう混ぜて与えてみましょう。

②ウンチの状態を確認

普段とどのように変化したかをチェックします。
特に大きく問題がないようでしたら数日かけて新フードの割合を増やしていき変更していきます

フードが変わると質感や色などが大きく変化することがありますが、下痢に近い、かなり緩めということだと消化が追いついていないことが考えられます。

それでもたいていの場合は新しいフードに馴染んでくることで2,3日で落ち着いていきます。数日様子を見ながら落ち着く新旧の割合、または総量を調整しながら数日かけて変更していきましょう。

一気に変えてしまう場合に気をつけたいこと

いきなり変えても大丈夫そうだという健康優良児の場合は、ひとまずは袋に書いてある給与量を与えてみることから始めてください。

まずチェックしていただきたいのがウンチの状態です。
食べ物がガラッと変わるともちろんウンチの色や形、柔らかさなどに変化が見られることがあります。

またこれまでのフードと新フードの給与量とが大きく異なる場合も変化が見られることがあります。

もし柔らかすぎる状態が続くようでしたら、量が多すぎて消化不良を起こしていることも考えられますので量を少なくしてみるなどしながら愛犬の体に合う量を見つけていくようにしてみてください。

※参考までに、BSKフードは一般的なフードと製法が異なることもあり、これまでとかなり違うウンチが出たというお声を頂くことがあります。

最初はやや黄みのあるほわっとしたウンチがでる傾向にあるようです。(もちろん個体差があります)

柔らかめではありますが、下痢気味な形が崩れたものでなければ問題ありません。

フードの給与量は一生モノではありません

最も重要なことは、うちの子にとってのベスト量は変わるということです。

一度決めた量を守り続けてはいけません。

当然ですが運動量や代謝によって同じ体重の犬でも必要量が違いますし、また体調や季節、年齢によって同じ犬でも必要な食事量は変わります。

袋に書いてある給与量はあくまで最初に与えてみる時の参考量で、その体重のすべての犬にとって健康に生きるために必要な推奨量というわけではありません。

定期的に愛犬にちょうどいい量を見直す習慣をつけて、ベスト体型をキープできるようにしていきましょう。


理想体型とはどんなものかを正しく知ることで適切な給与量を決めることがしやすくなります。

成長期のパピーには特に記載の給与量だけに頼らずに柔軟に変化をつけていく必要があります。