子犬がやって来る!お迎えの当日に絶対に忘れてはいけないあの準備【トイレトレーニングについて】
こんなことがわかります
- トイレトレーニングのゴールは?
- トイレトレーニングのやり方
- 子犬のトイレトレーニングのコツ
- トイレの設置場所も重視
- トイレトレーニングは叱ってはダメ!
- トイレトレーニングは成功体験の積み重ねが重要
- 成犬のトイレトレーニングもやり方は同じ
前回、子犬がやってくる前には想像力を駆使して脳内シュミレーションをして、教育方針を固めておくとスムーズだよというお話をしました。
さぁ、いよいよ子犬がやってくる日。
絶対に忘れてはならない用意しておくものがあります。
子犬を迎えに行く前には、子犬を普段入れておくためのサークルとトイレをあらかじめ決めた場所に設置して出かけることです!
子犬を迎えに行って移動している間は緊張してお漏らしすることはあまりないようですが、家に着いて床に足をつくとおしっこする子が多いので、初めてのおうちトイレを失敗させないためには、到着したらすぐに子犬をトイレに連れて行けるように準備して出かけましょう。
トイレトレーニングのゴールは?
- 排泄
- トイレトレイやトイレシーツ
- 掛け声
この3つがしっかり関連つけられて覚えていると、屋外でも飼い主が望む適切な場所で掛け声によって排泄を促すことができるようになったり、部屋の模様替えや旅行・引っ越し等でトイレの場所が変わった時にもトイレシーツと掛け声で排泄させることができるようになります。
トイレトレーニングのやり方
トイレシートの周りをサークルなどで囲んでおき、家に到着したらまずはすぐにそこに子犬を連れて行き、オシッコをするまでその中で様子を見ます。
「オシッコオシッコ」や「ワンツーワンツー」などなにか決まった掛け声をかけてあげて、排泄できたら心を込めて撫でながら、よくできたねーと言葉でもよーく褒めてあげます。
これが子犬と飼い主さんとのはじめてのコミュニケーションです。
失敗させずに褒めてあげられるようにしたいですよね。
子犬のトイレトレーニングのコツ
成功した回数が多ければ多いほど、子犬がトイレを覚えるのも早くなります。
そのためにも、とにかく失敗させないことが重要です。
サークルの中に寝床等居住スペースとトイレスペースを分けて設置する場合も、一番最初はトイレだけを囲った方が犬にとってわかりやすく失敗させてしまう事がありません。
子犬の排泄は頻度が多いので、しっかり覚えるまでには失敗もあるかもしれませんが、失敗以上に成功体験を作ってあげることで覚えていきます。
これまでと違う行動をする時や場所が変わった時などは排泄することが多く、次の3つは特にトイレに行きたくなるタイミングのようです。
- 起きたとき
- 食べた後
- 遊んだ後
これらは飼い主さんも把握しやすいので絶好のトイレトレーニングのチャンスになるので、最低でもこのタイミングは逃さずにトイレに誘導することを目指しましょう。
トイレの設置場所も重視
夢中で遊んでいる最中に、離れたところにあるトイレに行くのは面倒になってしまうのか、すでにトイレを覚えてからもお漏らしすることがあったりします。
小さいうちはサークルのすぐ近く、遊んでいる場所からあまり遠くないところにトイレを設置し、自分で行き来できるようにするといいと思います。
トイレトレーニングは叱ってはダメ!
トイレのしつけは叱って教えるのはNGです。
中にはトイレの場所を間違えたから叱られていることが理解できず、排泄自体がイケナイと勘違いしてしまい、叱られるのが怖くて我慢してしまったり、陰で隠れてするようになってしまう子もいます。
失敗してしまった時には叱ったりせずに、ただ静かに片づける事に徹し、よくできた時には心を込めて褒めてあげることを忘れずにするようにしましょう。
トイレからはみ出してしまう事もたまにありますが、これも本人(犬)としてはトイレでしている認識のことがほとんどですので、失敗扱いはしないでください。
あまり頻繁にトイレシートから外してしまう事が多く掃除が大変という場合は、トイレの広さを見直すことや位置を少しずらす(あまりに壁が目の前にあると排泄しづらい場合があります)、周りに清掃しやすいシートを敷くなどの工夫をしてみてください。
トイレトレーニングは成功体験の積み重ねが重要
トイレで排泄できたら褒めることを繰り返すうちに、褒められるというコミュニケーションが積み重ねられ肯定となり、どこで排泄すればいいかを覚えていきます。
成功体験をしっかり積み重ねることができれば、子犬がトイレの場所を覚えるのにはそう時間はかかりません。
そのため、子犬を迎えて数日間は、家族の誰かがなるべく子犬の世話を集中してできるように都合をつけることが望ましいです。
まずは、はじめてのトイレを失敗させないための準備をしてお迎えに行くこと!
トイレトレーニングは飼い主さん次第です。
成犬のトイレトレーニングもやり方は同じ
最近は保護犬を迎え入れる等成犬で迎える方も増えていますが、その場合も教え方は同じです。
元居たところではできていても、何も教えてあげなければ新しい環境に変わることで失敗してしまう事もあります。
初めてのトイレを成功させてあげられるように、飼い主側がトイレトレーニングのコツをしっかり把握しておくことが大切です。