愛犬が変わるたった一つの方法

あなたが変われば愛犬が変わる。BSKが綴る「飼い主さん矯正マニュアル」

なぜあなたの愛犬にもドッグトレーニングが必要なのか

f:id:dogbsk:20200823125036j:plain

 

BSKでは『BSK流健康の4つの柱』の中で「家族の絆」という項目を挙げて、健康に欠かせないものとしてドッグトレーニングを位置付けていますが、今回はトレーニングと健康の関係性についてをお伝えします。

犬のしつけが必要な理由

犬のしつけは一般的には、人間と共に暮らすためのルールを教える「お行儀よくすること」だと認識されています。

いまや犬のしつけ・ドッグトレーニングは多くの愛犬家にとって必要なことと認識されていますが、ではなぜしつけが必要なのか、人と犬とに何がもたらされるのか、すべての犬に必要なのかなど、考えてみたことはありますか?

BSKでは、しつけ・ドッグトレーニングは人と犬とが信頼関係を築くために必不可欠なだけでなく、心身の健康にも大きな影響を与えると考えています。

犬との信頼関係を築く方法

仲間と共に安心して暮らすためには人も犬も信頼関係がとても大切です。

信頼関係は長く共に過ごす中で、約束を守る・相手を尊重して大切に扱うなどが積み重なって築かれるものですが、人と犬との間も同じです。

逆に、からかう、嫌がることをする、約束を守らない・だます・気まぐれに接し方を変えるなどは信頼関係を築くにはマイナスとなってしまいます。

ブラスを積み重ねることを意識的に行うのがドッグトレーニングです。

================

■犬にしてほしい行動を促す

スワレ、来いなどの基本のトレーニン

■できたら報酬(ご褒美) がある

心を込めて褒める・遊ぶ等 それをすると楽しいことや嬉しいことがある

================

これを繰り返すことによって【行動→報酬】というパターンが理解され、行動することへの意欲を高めることになり、指示を出す側という立ち位置を明確にすることもできます。

このパターン(約束)をしっかり守り繰り返すことで、この人の元で行動すると必ずよいことが起きるというプラスイメージが強化され、それを習慣付けていくことで信頼関係を築いていくことができます。

愛犬の問題行動の意外な原因

自然界であれば共に暮らす仲間(群れ)はしっかりと統率が取れた状態でなければ生死にかかわります。

たとえ安全な室内で暮らすペット達であってもその本能は強く残っています。

共に暮らす家族と信頼関係が築けていないことは群れの統率が乱れているという理解となり、その漠然とした不安が問題行動となって表れてくるのです。

無駄吠え・噛みつき・留守中のいたずら・成犬のトイレの失敗・お散歩で歩かない・偏食・分離不安など様々な困ったお悩みは、統率が取れた仲間と安心して生きていれば起こす必要のないことばかりなのです。

根本的なところにアプローチせずに問題行動だけを見て治そうとするのではなく、

  • 家族間の人間関係や住環境などを見直すこと
  • 基本のトレーニングを通じて信頼関係を確かなものにする
  • 普段の暮らしの中での間違ったパターンが強化されていないか、マイナス要素について見直しをし改善していく

これらによって、愛犬の不安を取り除き、家族の一員として安心することができるようになると驚くほど効果が出ることがよくあります。

人と犬との捉え方の違いが混乱を生む

優れたドッグトレーナーが犬をうまく扱うことができるのは、犬と信頼関係を築くための技術として、犬の状態をよく見て個性を考慮しながらわかりやすい指示を出し、必ず同じ対応をすることができるからです。

犬が家族との信頼関係に不安を感じてしまうのは、愛犬を思って良かれと思って飼い主がしたことが、皮肉なことに犬にとっては立ち位置があやふやでわかりにくく混乱を招いていることが多いです。

可愛そうだからと好き勝手にさせて甘やかしていることが、犬にとってはどう関係を作っていけばいいのかわからず不安ということになってしまうのです。

安心がもたらす健康への作用

レーニングによって得られた信頼関係による安心は、ホルモンにも影響を与え、心が落ち着き血行が促進されたり、ストレスへの耐性もついたり、健康に大きなよい影響をもたらします。

もちろん人間側も、愛犬が健康で信頼関係がしっかり築けていて問題行動に悩むこともなければ、毎日がもっと楽しくなり愛犬の事がもっと好きになり、お互いが幸せでいることができます。

こちらも参考に!

dogbsk.hatenablog.com

レーニングの重要性を理解して良い関係を築こう

これらの理由からすべての犬とその家族にトレーニングが必要だと考えています。

せっかく良い関係を築くために行っているトレーニングの中でも

  • 指示の出し方がわかりづらい
  • 褒めるタイミングが悪い
  • ご褒美があったりなかったりする

など、一貫性が損なわれると犬も混乱してしまい、飼い主が信頼に値する相手だと認識することができません。

その場合はドッグトレーナーに習うことにより、愛犬の性格などを見ながらその犬に合ったやり方やコツを学ぶことができます。

 

犬との暮らしを望むのであれば、人と犬と双方が心豊かで健やかでいられることが望ましく、愛犬の存在が家族をひとつにする絆であってほしいと思います。

BSK流4つの健康の柱

BSKでは、袴田オーナーのおよそ40年の経験や知識を元に、 愛犬を健康に育てるために大切なことを4つ提唱しています。

  • 良い食事
  • 十分な運動
  • 自然とのふれあい
  • 家族の絆

この4つは、生まれながらにもつ元気であろうとする力・治ろうとする力=自然治癒力を最大限に引き出すために必要な要素で、どれも同じくらい大切で密接に関わり合っています。

BSKにおけるすべてのサービスは一貫してBSK流健康の4つの柱を反映して提供されています。

dogbsk.hatenablog.com